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調査研究論文の要旨

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中小企業の新事業展開

  • 中小企業は自社を取り巻く環境の変化に対応し、新たな市場・事業分野に進出を図ることによって、生き残りと成長を目指していくことが重要である。
  • 新事業への展開に際しては有望な分野の見極めや新事業を担う人材の確保・育成、新事業に関する知識・ノウハウの獲得、販路の開拓等が大きな課題となる。
  • 本調査では新事業に取り組み、経営を支える新たな柱としたり、主力事業に転換を図った企業への事例調査に基づいて、中小企業の新事業展開の実態を把握するとともに、新事業展開を図っていくための課題についても検討を行った。
  • どのようにして将来性のある有望な新分野を見出すかは新事業展開の大きな課題である。事例企業では異業種交流や産学官連携等の交流を通じて新技術や有望分野の情報を得る、既存の事業活動の中で有望な事業分野の存在に気付くといった形で新事業分野を決めている。
  • 有望な市場、分野であっても、製品の開発力、顧客ニーズに対応する力、社内体制の整備、人材の確保等が伴わなければ、新事業の成功は難しい。自社の持つ技術、ノウハウ、経験、人材等の経営資源を活かせるような分野に展開することも重要である。
  • 新事業展開を図る企業にとって顧客・販売先の開拓と確保は大きな課題である。事例企業はいずれも地道な努力によって販路を開拓しているが、その過程で自社の持つ能力、製品・サービスの特徴、優れている点を的確に顧客に伝えることも必要である。他社にはない製品・サービスを提供することで顧客の方から照会があって取引につながる事例もある。
  • 新たな事業に取り組むには、体制整備、人材の確保・育成が必要である。事例企業は各社とも人材育成と社内体制の整備により、顧客のニーズに的確に対応する能力を備え、新事業分野で成果を上げている。
  • 事例企業は今後も新規分野への展開、新製品開発を継続していく方針であるが、中小企業の場合、そうした取り組みに必要な経営資源の全てを備えることは容易ではない。新事業への展開、事業分野の拡大を図っていく上では他の企業等との連携も必要である。

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