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調査研究論文の要旨

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第9回中小機械・金属工業の構造変化に関する実態調査

  • 中小機械・金属工業の分業構造についてみると、下請系列的な生産を行う企業では下請取引への依存度がやや高まっている。主力納入先との人的・資本関係は弱まっているが、今後の関係強化への期待もみられる。
  • 競争力については、主力納入先、国内同業者との比較では技術水準・コスト対応力などで上回ると自己評価する企業の割合が高い。海外同業者との比較では技術水準では大きく上回るものの、コスト面では下回るとする割合が高い。また、自社の特色(強み)については、多品種生産・安定供給・短納期対応などサプライチェーン内で効率的・安定的に対応する能力であると自己評価する企業が多い。
  • 販売(受注)先数は増加傾向にあり、特に遠隔地での増加が目立つ。
  • 国際化については、輸出を行っていない企業割合が上昇しているほか、海外生産を行う企業割合もほぼ横這いであり、国際化が急速に進行する状況にはない。海外生産拠点は中国、タイ、ベトナムなどが上位を占めている。海外生産拠点の部品調達は、「進出先の地場資本系の企業」のウエイトが高まっている。
  • 技術開発・新製品開発は自社単独で行う企業が多いが、技術力の高い企業を中心に産学共同研究や公設機関を利用する動きもみられる。新事業分野への進出意欲はやや弱まっており、特に環境関連や医療・福祉関連分野の低下が目立つ。
  • IT活用については、「社内システム・社内LANの活用」の割合が最も高いが、今後は「IoTの活用」「AIの活用」への期待も大きい。
  • 今後の事業の発展可能性については、経済・為替動向の影響もあって楽観的な見方をする企業の割合が高まっている。経営上の問題点として60%以上の企業が「人手不足」を挙げた。次いで「社員の高齢化」や「設備の陳腐化・老朽化」が続いている。人手不足や社員の高齢化への対策としては「人材育成・能力開発」の割合が最も高く、「日本人中心の人員増加」「外国人労働者の採用」がこれに続いている。事業承継対策では後継者として「親族以外の第三者の育成」が「親族の育成」を上回っている。

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