SDGs(持続可能な開発目標)、ISO20400(持続可能な調達)、人権デューデリジェンスといった国際的な潮流は、中小企業の経営にも大きな影響を及ぼしつつあります。先進的な中小企業は既に対応を始めており、ビジネスモデルを進化させ、CSR経営を実践しています。これには、多様なステークホルダー間の連携とその支援が重要です。本書は豊富な事例を基に中小企業がCSR・SDGsにどのように取り組むのか、大企業を始めとするステークホルダーは中小企業をどのように支援するのかを論じています。
【目 次】 | |
序 章 | なぜ中小企業がCSR・SDGsに取り組むのか |
第1章 | 大企業の持続可能な調達と中小企業のCSR 日本電気株式会社(NEC)味の素株式会社、美津濃株式会社(ミズノ)、トーヨーニット株式会社グループ、有限会社穂海(ほうみ)農耕・株式会社穂海 |
第2章 | ジャパンSDGsアワード受賞中小企業にみる先進的CSR 株式会社大川印刷、サラヤ株式会社、会宝産業株式会社、株式会社日本フードエコロジーセンター |
第3章 | 中小企業のCSR・SDGsと多様なステークホルダーの支援 ニセコ町(SDGs未来都市)、横浜型地域貢献企業支援制度(横浜市・公益財団法人横浜企業経営支援財団)、武州工業株式会社、中川株式会社、吉田 正博氏(永続的成長企業ネットワーク代表理事)、マテックス株式会社(エコ窓普及促進会、ロングライフ・ラボ)、熊谷 謙一氏(日本ILO協議会・企画委員) |
補 章 | 中小企業のCSR・SDGsを巡る課題 |
終 章 | 中小企業はCSR・SDGsにどのように取り組むのか |
定 価:1,650円(本体 1,500円+税10%) B6版 256P
発 行:一般財団法人 商工総合研究所
2020年1月1日発行
ISBN 978-4-901731-33-1