商工総合研究所は、「中小企業専門のシンクタンク」として中小企業の発展に貢献することを目的に、昭和61年に設立されました。設立以来、中小企業の金融・組織化・産業構造に関する調査研究事業を中心に、中小企業に関する優れた図書・論文等の表彰事業、中小企業に関する情報提供事業を通じて、中小企業の発展に貢献して参りました。
中小企業は日本経済を支える重要な存在です。人手不足の深刻化、グローバル化やデジタル技術の急速な進展、地球環境・エネルギー問題による制約の高まりなど、環境が大きく変化するなか、中小企業にはこれからもイノベーションの実現に向けて挑戦し続け、新たな価値を創造し、地域活性化の原動力となり、ひいては日本経済の活路を切り拓いていくことが求められています。
私どもはこれからも、官公庁、中小企業関係機関、学術団体などのご協力もいただきながら、中小企業を取り巻く環境が大きく変化するなか、中小企業の皆様が直面する諸問題に関する調査研究に取り組み、その成果を提供することなどにより、中小企業の持続的な発展に貢献して参りたいと考えております。
今後とも皆様の一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一般財団法人 商工総合研究所
理事長 中谷 肇